ねこべやコラム

猫可賃貸ルーム内見マニュアル

猫可賃貸ルーム
内見マニュアル

賃貸猫可ルームの確認ポイントは普通の物件と異なります。

 

弊社は猫可訪問数日本一。これまで4000室を超える猫可ルームを見てきた猫可物件のプロが「賃貸猫可物件」内見のコツをお伝えします。

 

これを読めば、「準備すること」「必要なもの」「猫可物件を内見の際のポイント」が分かります。

MENU

 

 

 

内見前の準備

 

 

 

 

 

 

 

当日の持ち物

 

 

 

 

 

 

 

お部屋のチェックポイント

 

 

 

 

 

 

 

申し込みに必要なもの

 

 

 

 

内見は「内部見学」の略。気に入ったお部屋を実際に見ることを「内見」と言います。猫とお客さまが、幸せで楽しくで過ごせるように、猫さんファーストで猫可物件の内見ポイントをまとめました。

 

初めてお引っ越しをする方にもご理解いただけるよう、分かりやすくご説明することを心がけました。

 

猫可賃貸ルームで、猫さんと楽しく幸せに暮らすための一助になれば幸いです。

 

 

内見前の準備

気に入った猫可ルームがあったら内見をしてお部屋や建物を見ることになります。その前に準備をしておいた方がいいことは次の3つです。

 

 

 

 

家具・家電を
採寸する

 

 

 

 

 

 

 

 

募集図面を
もらう

 

 

 

 

 

 

 

 

周辺環境を
調べる

 

 

 

 

持っていく家具・家電を採寸して、内見の際設置場所を確認しましょう。

 

洗濯機・冷蔵庫はサイズが合わずに置けない場合があるので必ず採寸しましょう

メールやファックスなどでご希望の物件の募集図面を送ってもらいましょう。

 

募集図面は、間取図・条件・設備・構造・ペット条件・方角などが一覧できるので便利です。

ネットなどで街の様子・ペットクリニック・スーパーなどを調べてみましょう。

 

街の情報は、「最寄駅+特徴」や「最寄駅+口コミ」などで検索するとヒットします。

当日の持ち物

猫可物件の内覧当日に持っていくものは次の6つです。

当日の持ち物リスト

 

 

スマホ・カメラ

 

物件の撮影に使用します。複数の物件を見る場合は、後で確認するときに助かります。

 

 

 

メジャー

 

お部屋の家具家電の設置場所・窓・通路幅などの採寸の際に必要です。スチール製のものがいいです。

 

 

 

採寸リスト

 

持ってくる家具・家電が、お部屋に設置できるか採寸リストをもとに確認します。

 

 

 

ペン

 

内見したお部屋の寸法や気になったことを記入する際に必要です。忘れがちなので気をつけましょう。

 

 

 

物件の募集図面

 

お部屋で採寸した寸法や気になったことをメモするのに使います。間取りを拡大したコピーがあると便利

 

 

申し込みに
必要なもの

 

「身分証明書」「本人確認書類」「収入証明書」が必要です。≫ 詳しくはこちら

 

あった方がいいもの

 

 

スリッパ

 

スリッパは不動産屋さんが持っていますが、使い捨てとは限りません。気になる人は用意しましょう。

 

 

 

靴下

 

ベランダに出る時や和室の場合、スリッパを脱ぐことになり靴下が汚れることがあります。

 

 

 

タオル

 

通電がなくエアコンが使えない場合があるので、夏の内見時は特に必要です。手が汚れた時にもあれば便利

 

猫可賃貸物件
お部屋のチェックポイント

賃貸で猫可のお部屋を探し、お気に入りの物件が見つかったら実物のお部屋を内見しましょう。

 

 

後々後悔しないように、あなたより家にいる時間が長い大事な猫さんの安全と快適さを求めるには、どのような点がポイントになるかご確認ください。もちろん全ての条件が揃っているお部屋は、なかなか見つかりませんので、「妥協できる点とできない点」を自分で判断する必要があります。その際のご参考になれば幸いです。

 

 

ご説明はなるべく専門用語を使わず、初めて猫さんとお引っ越しをする方にも分かりやすくするよう努めました。15項目あります。全体のボリューム少々大きくなりましがので、この章の最後には、要点だけを集約した「お部屋のチェックポイント まとめ」を付してあります。内見の際にお役立てくださいませ。

  MENU

玄関

 

玄関前の廊下

 

キッチン

 

バルコニー

 

 

エアコン

 

 

 

バスルーム

 

スペース

 

防音性

 

ペット可について

 

上下階・お隣さんの情報

 

共用部

 

周辺環境

 

玄関で確認すること

脱走の可能性

玄関に入って確認することは「猫さんの脱走の可能性」です。猫さんは、飼い主さんの出入り・宅配便などで玄関ドアを開けた瞬間に外へ出てしまうことがあります。音もなくスッと出てしまうので、荷物の受け渡しなどで猫さんから注意が逸れている場合は、脱走したことに気が付かないこともあるぐらいです。

  玄関と居住スペース間に
ドアがあるかどうか

猫さんの性格・気質にもよりますが、脱走のリスクは必ず考えましょう。ポイントは「玄関と居住スペースの間にリビングドアがあるかどうか」です。

 

ドアがあれば、宅配便受取り時・外出帰宅時、友人が来た時などに、猫さんを居住スペースに隔離することができて安心です。

 

ドアがない場合は「脱走防止柵」を設置できるか確認します。
脱走防止柵は通販サイトで10,000円前後から購入できます。

「玄関前の廊下」をチェック

内廊下

外廊下

廊下がなく直接外

玄関前の廊下とは、「玄関から外へ出た時の廊下」のことです。
猫さんが万が一玄関から出てしまった場合、廊下により安全度が変わってきます。

 

「内廊下」:万が一脱走しても外に出る場所がなく、すぐに捕まえられるので安全です。
「外廊下」:廊下の仕様にもよりますが、直接外に繋がっているよりは安全でしょう。
「直接外」:万が一脱走すると見つけられなくなる可能性があります。

 

 

  猫可賃貸物件は
「外廊下」が一番多い

マンションや大きい建物でない限り「内廊下」は少ないのが現状です。内覧する物件が「外廊下」「直接外」の場合は猫さんが脱走しないように対策が必要です。

 

  「外廊下」「直接外」の場合

次のことに中止をして脱走を防ぎましょう。

・ リビングドアがある場合/外出時や玄関を開ける時はドアを閉め、居室内にいてもらう
・ リビングドアがない場合/脱走防止柵を検討する
・ 設置していてもいなくても玄関ドアを開ける時は気をつける
・ しゃがんで玄関ドアを開ける
・ 宅配便の受け渡し時は、ケージに入れるか玄関スペースではない部屋に隔離する
・ 友人知人が来たときは、その人たちの出入り時に特に気をつける

キッチンで確認すること

コンロ

キッチンでまず確認するのは「コンロ」です。

 

猫さんにとってキッチンはいい匂いがしてくる魅力的な場所ですが、同時に沢山の危険が潜んでいる場所でもあります。中でもコンロは大変危険です。その理由は、猫さんが床からコンロにジャンプした際に、コンロの点火スイッチを踏み台にして火をつけてしまう可能性があるからです。

 

 ガスコンロは
チャイルドロックをチェック

ガスコンロの場合は「コンロにチャイルドロックがついているか」必ず確認してください。

 

チャイルドロックがあれば、点火スイッチ自体作動しませんので、留守中に猫さんがジャンプしてスイッチを押しても安心です。賃貸物件に設置してあるガスコンロは年式・型など多種多様です。チャイルドロックがどこにあるか分からない場合は遠慮なく不動産屋さんに聞いてみましょう。

 チャイルドロックがない場合の対策

一般的なメーカーのガスコンロには、チャイルドロックは必ず付いています。でも、もしない場合にできる対策を2つ。

1.電池を抜く/多少面倒ですが、安全安心です。
2.キッチンのコンロは使わない、と決めIHコンロを購入する。

 

バルコニーで確認すること

バルコニーに出る
窓の網戸

バルコニーは玄関と並んで、猫さんが脱走しやすい場所です。バルコニーづたいに隣の部屋のバルコニーに行ってしまったり、最悪の場合は転落することも考えられます。

 

 

 窓に網戸があるかチェック

一般的に網戸は付いていますので、実際にスライドさせてみてガタつきがないか確認しましょう。

 

築年数が経った物件などで構造的に網戸が入れられない窓が、ごく稀にあります。でもバルコニーに出る窓に網戸がないと、猫さんが出てしまう心配があり、窓を開けられません。

 

もし、それでもその物件に住もうと考えるのであれば、開閉できる脱走防止柵などを検討した方がいいと思います。価格は、大手通販サイトで10,000-20,000円です。

「窓」で確認すること

全ての
窓の網戸

バルコニーに出る窓と同じように全ての窓に網戸があるかチェックします。網戸はできれば実際に動かしてみてガタつきがないか、破れている箇所はないか、確認しましょう。バスルームにも窓がある場合があるので忘れずにチェックしましょう。

 

もし網戸がない箇所があったら、遠慮せずに不動産屋さんに聞いてみましょう。

 

エアコンの確認

エアコンの有無

エアコンの性能

エアコンがない場合

昨今の夏の異常な暑さや厳しい寒さで、猫さんのためにエアコンを利用する機会が多くなると思います。内覧をする際はエアコンもしっかりとチェックしましょう。


まずエアコンの有無を確認

まずはエアコンの有無を確認しましょう。ある場合にはエアコン本体の下か側面に型番・年式などのシールが貼ってありますので、携帯で撮影しておきましょう。アルファベット「CS」「MSZ」「RAS」「AS」「AY」「AC」「AN」「SRK」などから始まる番号です。


エアコンの性能

エアコンの性能は、実際に運転してもらって確認しましょう。

確認ポイントは2点です。

◼︎ カビ・異臭がしないか(前入居者さんのタバコなどが原因)

◼︎ 音がうるさくないか(エアコン本体・室外機)

カビやタバコなどの匂いはエアコンをつけてみないとわかりませんので、運転して確かめることをお勧めします。また、本体は静かでも室外機がうるさい場合が多々あります。

 

消費電力やその他の機能は、撮影した型番で調べればすぐに分かります。


エアコンがない場合

お部屋は気に入ったが、エアコンがない。そのような時は、まず不動産屋さんにエアコンがない旨を伝えて大家さんで付けてもらえるかどうか確認しましょう。「エアコンがあれば入居したい」ことを伝えれば応じてくれる可能性があります。

 

 

もし大家さんに断られて、それでもその物件に入居を希望するのであれば自分でエアコンを設置することになります。その際は「自分で購入して設置をしてもいいか」確認する必要があります。中には室外機を設置するスペースがないなどでエアコン自体設置できない場合もあるので事前に確認することが大切です。

 

 

また、自分で設置した場合は、退去時に自分で撤去することになります。こちらも事前に「退去時に撤去する必要があるかどうか」を確認しましょう。

床の確認

床材の種類

対策の必要性

猫可賃貸物件で使用される床材とその性能を下の表にまとめました。

 

フローリング  : 木材
クッションフロア: 塩化ビニール(シート状でクッション性がある)
フロアタイル  : 塩化ビニール(タイル状で表面がプラスチックのように硬い)

 

クッション性 : 高いところからジャンプした際などの衝撃度
遮音性    : 猫さんがジャンプや走るときの音を遮音する性能
耐水性    : 水などをこぼした時の染み込みに対する抵抗力
耐久性    : 猫さんの引っ掻きなどに対する抵抗力

 

 

クッション性

遮音性

耐水性

耐久性

フローリング

✖︎

✖︎

✖︎

クッションフロア

✖︎

フロアタイル

✖︎

✖︎

 使われている床材に
対策が必要かどうか

それぞれの床材には、長所・短所があります。しかし、クッションフロアは、猫さんの関節にも優しく、音も響きにくく、水をこぼしても簡単に拭き取れるので一番いいと言えるかもしれません。フローリング・フロアタイルは、音が響きやすく、表面が硬いため、猫さんが走ると滑ります。

 

対策をするなら、フロアマットです。ゴム・カーペット状のものがあります。特に音が気になる場合は防音性能が高い「防音カーペット」もあります。タイル状のものを並べるだけなので設置は簡単です。

 

ただ、実際に設置するのは、引っ越してきて猫さんの様子を見てからでいいと思います。猫さんの運動などの音はお互い様ですし、家具などの配置により猫さんが飛び降りる場所が違ってくるからです。

壁で確認すること

壁に対策が必要か

内覧の際、壁で確認することは、「壁に対策が必要かどうか」。必要ならどの程度になりそうか、ということをあらかじめ想定しておきましょう。

 猫可賃貸ルームは
ほとんどが白のクロス

猫可物件に限らず、賃貸物件の壁は白のクロス比率が高いです。

 

白のクロスは一番普及しているため、価格が安く老若男女を問わず誰からも好まれるのが理由です。

 

 

 壁全体を
保護しなくてもいい

壁に沿ってどのように家具やキャットウォークなどを配置するかおおまかに想像しましょう。

 

家具で隠れた部分は猫さんが引っ掛けないので、余った部分の壁にだけ対策を検討します。

 

 壁を保護する方法は
主に2つ

 

爪とぎ防止シート

 

壁紙の上から貼るビニールまたはポリエステルのシート。表面がツルツルしていて猫の爪が引っ掛かりません。貼ってからもはがしやすく再度貼ることが可能です。プラスチックダンボールに比べて費用が高い。

プラスチックダンボール

 

プラスチックダンボールは素材がプラスチック。ダンボールと同じ構造で引越しの現場などで使われます。

 

引っ掻きに対して強度があり傷がつきにくいのが特徴です。

バスルームで確認すること

バスタブのふた

バスルームの窓

換気扇

バスルームはお湯を張ったバスタブへの転落や窓からの脱走など、猫さんにとって危険な場所。チェックするのは次の3つです。

 ふた

ない場合には自分で購入する必要があります。お風呂から出る時、お湯は抜いているので大丈夫だと思いがちですが、お湯を張る時の転落事故が多いので必要です。

 

 窓

窓があるかないか、ある場合にはその窓から猫さんが脱走するリスクがあるかチェックします。面格子が付いていても猫さんが通ってしまうことがあります。

 

 換気扇

換気扇がない場合は、湿気対策のため窓やドアを開け放す時間が長くなりますので、注意が必要です。

 

 バスルーム対策

◼︎ お風呂から出る時にお湯を抜く
◼︎ 窓を開けたら必ず閉める
◼︎ 網戸がなければ不動産屋さんに言う

 

「猫さんスペース」を確認しよう

トイレ

フード・お水

キャットウォーク

猫可賃貸の内覧では、猫さんのためのスペースのチェックをします。

 猫さんの
トイレの場所

猫さんにとって快適なトイレの場所の条件は次の3つです。

 

◼︎ 静かで安心できる
◼︎ 食事・寝るところと離れている
◼︎ 清潔で匂わない

 

 人のトイレの中

・普段人が来ない
・床が水に強い
・掃除しやすい
・換気扇がある

 

 脱衣所・洗面所

・普段人が来ない
・床が水に強い
・掃除しやすい
・換気扇がある

 

 廊下

・居室から離れている
・邪魔にならない
・掃除がしやすい
・換気扇はない場合が多い

 

 NGなところ

  玄関
  ・ 人が玄関前を通る
  ・ 匂いがこもりやすい
  キッチン・リビング
  人にも匂うし猫さんも落ち着かない

 フード・お水の
スペース

お食事環境も大事です。猫さんのフードボウル・ウォーターボウルの置き場所は、次のようなところがいいです。

 

 トイレから
離れた場所

猫さんは鼻がいいので、トイレの前でのお食事は苦手です。

 落ちついて
食べられるところ

うるさい場所で食事するのは苦手です。

 

 周囲を
見渡せるところ

周囲を見渡せる方が落ち着くと言われています。

 

 直射日光が
当たらないところ

フードが痛むので食事場所は陽の当たらないところがいいです。

 キャットタワーを
置くところ

猫さんが得意な上下運動ができるキャットタワー。種類によっては大きなスペースが必要です。置き場所も必ずチェックしましょう。

 

 外が見える
窓際

道路を走る車や人、飛んでいる鳥など外の世界は猫さんの興味を引くものが沢山あります。

 家族がいる
リビング

自分のテリトリーや大好きな飼い主さんを見渡せるリビングの高いところが大好きです。

猫さんにとって
窓はテレビ

猫さんにとって「窓はテレビ」と言われます。車が走る、人が通る、犬が鳴く、植物が揺れる、鳥が飛んでいるなどが、猫さんを刺激するのだと思います。

 

私の家の猫さんも、飛んでる鳥を発見しようものなら、身を低くして窓際へ擦り寄り、ヒゲを細かく震わせながら「ウカカカッ」と謎の鳴き方をして大興奮です。

 

猫さんにも刺激や楽しみが必要ですね。

 

防音性を確認しよう

防音性はお部屋の中でチェックします

 

窓を開けた時と閉めた時の音を確認して
壁には耳を当てて聞いてみましょう

バルコニー・窓から
聞こえる音

玄関から聞こえる
外の音

上下隣からの
生活音

 防音性は
構造によって変わる

防音性は建物の構造によっても変わります。建物の構造は、募集図面の「建物」の説明欄に必ず記載がありますので、確認してみてください。

 木造

他の構造に比べて壁や床が薄いことが多く、防音性が高いとは言えない

 軽量鉄骨

壁・床の厚さは木造と変わらないので、防音性も木造と同等です。

 重量鉄骨

木造・軽量鉄骨よりも壁・床は厚い。防音性は、木造と鉄筋コンクリートの中間くらい

 鉄筋コンクリート

  壁・床は他の構造よりも厚く、コンクリート壁のため防音性はとても高い

一般的に2、3階建てのアパートは木造・軽量鉄骨造が多く、4階以上だと重量鉄骨か鉄筋コンクリート造です。

 

 

猫さんと住めるペット可物件であれば、入居者さん同士ある程度のペット生活音はお互い様ですから、神経質になりすぎることはないと思います。

 

 

それでも、気になる場合はキャットウォーク周辺やリビングの床などに「防音マット」を敷くなどの対策を検討しましょう。

「ペット可」に付いて確認

ペット可条件
について確認

猫さんと暮らせるペット可物件には、「ワンコもニャンコもOK」と「猫さんだけOK」の2種類あります。

 

 

「猫さんだけOK」の物件は数が少ないので、ほとんどの物件はワンコもニャンコもOKの「ペット可」物件です。

 

 

これまで他の「ペット可」物件にお住まだった方はよくご存知だと思いますが、ワンコさんの声はとても響きます。飼い主さんが帰ってきた時、ピンポンと玄関がなった時、散歩に行く時、1日に何度もワンコさんの鳴き声が聞こえてきます。

 

 

音は、人によって感じ方が違います。同じ音でもある人には大丈夫だけれど別の人は我慢ができないほどうるさく感じる、ということがあります。

 

 

ペットと暮らす者同士、ある程度の音はお互い様です。しかし、初めて「ワンコもニャンコもOK」のペット可物件に住む場合は、ワンコさんの鳴き声は想像以上に大きく聞こえる、と思っていた方がいいです。

 

 

ペット可の条件を確認して、もし2頭OKだったら犬種によっては結構キツい場合があるかもしれません。

 

 

「上下階・お隣さん」について確認

上下階・お隣さんの情報

ワンコかニャンコか

犬種猫種・何頭か

苦情があるか

後々、後悔することがないように、入居前に自分の部屋の「上下階・隣」の情報は知っておきたいもの。

 

 

同居しているのは、ワンコさんなのか猫さんなのか、何頭なのか、苦情が出たことはないか、など気になることはその場で不動産屋さんに確認してみることをお勧めします。

 

 

猫さんと同じように、ワンコにも個体差があり、よく鳴くワンコもいれば、あまり鳴かないワンコもいますので、実際に住むまでは、わからないこともあります。

 

 

猫さんは音に敏感です。しかし、人と同じく「音にはある程度慣れる」ものです。我が家の猫さんも、一緒に住み始めた時は、音が怖くて逃げ回っていた掃除機やドライヤーも、いつしか何とも思わなくなったようです。今では掃除を始めてもすっかりリラックスしています。

 

共用部を確認しよう

建物の管理状況と入居者さんのマナーは
共用部を見れば分かる

ポスト

共用廊下

ゴミ置き場

掲示板

 ポスト

 

ポストはスッキリと整然としているか

 

ポストは、その猫可賃貸物件の管理状況が現れる場所です。管理が行き届きた物件のポストはスッキリきれいです。

 

床にチラシなどが散乱していたり、空室のポストに投函物が溢れ出すようになっているのに何週間もそのままになっているような物件は管理状況が良くないか、マナーに問題がある人が住んでいる可能性が高いです。

 

ポストの状態は必ずチェックしましょう。

 

 共用部

 

汚れていないか・余分な物はないか

 

管理が行き届いた賃貸物件の共用部(廊下・エントランス等)は、週1-2回定期清掃をしているので綺麗です。

 

管理が悪い賃貸物件は、廊下に虫の死骸やホコリがたまり、汚い印象があります。

 

また、規則があるにもかかわらず、置いてはいけないコンテナボックスや植木鉢、放置自転車などが共用部にある物件も管理が悪いか、入居者さんのマナーに問題があると推察できます。

 

 ゴミ置き場

 

放置ゴミはないか・整然としているか


ゴミ置き場は、管理状況と入居者さんの性格がよく出るところ。ポストと同じく管理状況がいい物件は、ある程度整理されています。

 

管理状況が良くない物件のゴミ置き場は乱雑です。

 

粗大ゴミが捨ててあったり、燃えるゴミの袋の中に燃えないゴミや資源ゴミが混在していたり、ゴミを袋に入れずそのまま捨ててあるような物件は、マナーに問題がある入居者さんがいるかもしれません。

 掲示板

 

騒音の苦情・ゴミ出しの注意

 

掲示板には、その物件の問題点が貼ってある場合があります。

 

注意したいのは「騒音の苦情がありました」「ゴミ出しのルールについて」などの貼り紙です。

 

また、掲示物がきれいに貼られているかもチェックしてみてください。

 

手書きのお知らせがぺたぺた無秩序に並び、それが長い間貼ってあるような様子の物件も管理状態がいいとは言えません。

周辺環境を確認しよう

駅までの道

ペットクリニック

生活関連施設

治安

 駅までの道

 

毎日通る道なので実際に歩いて確認したい

 

◼︎ 実際に駅までかかる時間
◼︎ 平坦か
◼︎ 怪しげな歓楽街などないか

 

 ペットクリニック

 

緊急の場合、近くにあると助かります

 

◼︎ 候補となるクリニックを2箇所は探す
◼︎ 診察時間の確認・緊急対応はしているか
◼︎ 評判をネットで確かめる

 

 生活関連施設

 

近くにあると便利な施設を確認したい

 

◼︎ コンビニ・スーパー
◼︎ 病院・区役所・郵便局
◼︎ ディスカウントストア・100均

 

 治安・嫌悪施設

 

長く住むところだから最初に確認したい

 

◼︎ 街灯はあるか・夜暗くないか・交番はあるか
◼︎ 異臭・騒音を発生するような工場などないか
◼︎ 危険物を扱う工場などないか

 

お部屋のチェックポイント
まとめ

玄関

 

脱走の可能性

 

 

玄関前の廊下
廊下の造り
脱走の可能性

 

 

キッチン

 

コンロのチャイルドロック

 

 

バルコニー
網戸の有無
網戸のガタ付き
網戸の破れ

 


全ての窓の網戸の有無
網戸のガタ付き
網戸の破れ

 

エアコン
エアコンの有無
エアコンの性能(運転してみる)

 

 


床材の種類
音・汚れの対策の必要性

 

 


壁対策の必要性
対策をする範囲

 

 

バスルーム
バスタブのふたの有無
窓からの脱走の可能性
換気扇

 

スペース
猫さんのトイレ
食器・お水スペース
キャットウォークのスペース

 

防音性
窓から聞こえる音
玄関から聞こえる音
上下・隣からの音

 

ペット可について
ペット可の条件
ワンコさんの割合

 

 

上下階・お隣さんの情報
ワンコかニャンコか
犬種猫種・何頭か
苦情はあるか

 

共用部
ポスト・廊下・ゴミ置き場は
整然として汚れていないか
掲示板の苦情の内容

 

周辺環境
駅までの道・治安
ペットクリニック
スーパーなど生活関連施設

 

申し込みに必要なもの

内見した猫可物件が気に入ったら「申し込み」をします。
入居申込書は不動産屋さんが持っています
入居申込書は、家賃保証会社の申込書を兼ねる場合が多いです。

申し込みに必要なもの

 

 

入居申込書

 

 

 

 

身分証明書

 

 

 

 

収入証明書

 

 

 

 

認印

 

 

入居申込書の記載事項

氏名

生年月日

住所

電話番号

メールアドレス

勤務先の社名

勤務先住所

勤務先電話番号

勤続年数

年収

 連帯保証人の情報

連帯保証人が必要な場合は本人と同様の情報が必要です。

 

保証会社を使う場合は、連帯保証人の必要がない場合が多いですが、学生であったり就職してすぐの場合など、収入面で不安がある場合は、求められる時があります

身分証明書

身分証明書は管理会社によって異なりますが、「運転免許証+健康保険証」が一般的です。
保険証は会社に勤めていることの「在籍証明」になります。

運転免許証

健康保険証

マイナンバーカード

学生証

収入証明書

収入証明書は審査に必ず必要です。会社員の方は「給与明細書」か「源泉徴収票」
自営業の方は「確定申告書」が一般的です。

給与明細書

源泉徴収票

確定申告書

年金支払い通知書

入居申込書の例

まとめ

 

 

 

賃貸猫可ルーム内見の際のチェック事項についてまとめました。

 

 

「現地のチェックは項目が多すぎて大変だ」ということもあるかもしれません。

 

 

その際は、こちらの「チェックポイントまとめ」をご参考に
『猫さんが安全か・安心して暮らせるか』という目線で見るようにしてください。

 

 

ご不明点・ご心配な点などがございましたら、
お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

 

 

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お気軽にご相談ください
 

 

03-5784-4333
( 9:00-18:00 )

賃貸猫可ルームを内見するときにチェックするべきポイントをまとめました。

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