ねこべやコラム

賃貸の猫さんのワクチン接種 

完全室内飼いの猫可賃貸ルームでもワクチンは必要

 

「うちの猫さんは完全室内で外へ出ることはないからワクチンは必要ないのでは?」
と考える人もいるかもしれませんが、完全室内飼いでも感染症のリスクはあります。

 

 

感染症はとても恐ろしく、重症になると死んでしまうこともありますので
『ねこべや.com』ではワクチン接種を強くお勧めしています。

 

 

ワクチンにはいくつかの種類があり、どれを選べばいいかご不安な方もいらっしゃると思います。
猫さんの「感染症の種類」「ワクチンの費用・接種タイミング」について確認しておきましょう。

感染経路は主に3つ

感染症の原因の多くはウイルスをウイルスを持つ猫との接触です。

しかし猫可賃貸の完全室内飼いでも次のような感染ルートが考えられます。

空気感染


ウイルスを持つ猫さん唾液や排泄物が乾燥して空中に舞い、室内に入り込むことがあります。

飼主さんから感染


外で他の猫さんを触ったり、ウイルスを含んだ排泄物などに触れて室内に持ちこんでしまう

母子感染


母猫さんがウイルスに感染していると母乳から感染することがあります。

予防できる感染症は6種類

ワクチン接種で予防できるのは次の6種類です。
接種することで感染症のリスクは軽減されますので、完全室内飼いの猫可賃貸でも必ずワクチンは接種しましょう。

猫ウイルス性鼻気管炎

猫汎白血球減少症

猫カリシウイルス感染症

猫クラミジア感染症

猫白血病ウイルス感染症

猫免疫不全ウイルス感染症

猫ウイルス性鼻気管炎

猫ヘルペスウイルス1型が原因となる感染症。「猫インフルエンザ」「猫コリーザ」と呼ばれることもあります。
主な症状:発熱、下痢、食欲不振 など風邪と似た症状
重症症状:急激な衰弱、肺炎、脱水症状

猫汎白血球減少症

感染力が非常に強い胃腸炎で「猫ジステンバー」「猫パルポ」と呼ばれることもあります。
主な症状:激しい嘔吐、下痢、高熱
子猫の場合、重症化しやすく血便が出て死に至ることも多い

猫カリシウイルス感染症

複数の株(型)があり、別々に感染することもある。
主な症状:風邪のような症状、口の中の潰瘍、肺炎など
重篤化することは少ないが、毒性の強い「強毒全身性ネコカリシウイルス」が出てきている

猫白血病ウイルス感染症

白血病の原因となるウイルスが体内に入って引き起こされる
主な症状:発熱、食欲不振、貧血 腎臓病などの原因にもなる

生後すぐに感染した場合の致死率が高い

猫クラミジア感染症

猫クラミジアという細菌の一種によって起きる感染症
主な症状:結膜炎、涙目、目やに、くしゃみ

「人獣共通感染症」の一つで、ごくまれに猫から人に感染する

猫免疫不全ウイルス感染症

猫エイズとも言う。猫同士の感染で空気・接触感染はない
主な症状:免疫不全、下痢、口内炎、発熱

感染していても発症しない猫も多く、感染してもすぐに重症化するわけではない

ワクチンの種類

猫さんのワクチンは、「猫エイズ」を除く複数のワクチンを組み合わせた『混合ワクチン』で3種混合〜5種混合の種類があります。賃貸で完全室内飼いの場合でも接種することをお勧めします。

3種混合

4種混合

5種混合

猫ウイルス性鼻気管炎

猫ウイルス性鼻気管炎

猫ウイルス性鼻気管炎

猫汎白血球減少症

猫汎白血球減少症

猫汎白血球減少症

猫カリシウイルス感染症

猫カリシウイルス感染症

猫カリシウイルス感染症

猫白血病ウイルス感染症

猫白血病ウイルス感染症

猫クラミジア感染症

※「猫免疫不全ウイルス感染症」ワクチンは単独で接種する必要があります

ワクチン接種時期

猫さんのワクチン接種は感染・重症化予防のために有効です。
その効果を最大限にするには接種のタイミングも重要です。

1回目

2回目

2回目以降

一般的な
子猫の場合

生後
約2ヶ月

生後
約3ヶ月

年1回
追加接種

成猫が初めて
接種する場合

その時点で
接種

1回目より
約4週間

年1回
追加接種

ワクチンの費用

猫さんの混合ワクチンの費用の目安です。
料金はクリニックより違いがありますので、事前にクリニックに確認しましょう。

3種混合

4種混合

5種混合

 

3,000-5,000円

 

 

4,000-8,000円

 

 

5,000-10,000円

 

アレルギー・副作用について

人のワクチン接種と同じで、猫さんにもまれに副作用が起きることがあります。もっとも怖いのはアレルギー反応のアナフィラキシーショックです。緊急治療をしないと命に関わります。

 

 

アナフィラキシーショックは、ワクチン接種後30分以内に発生します。
もし何かあっても大丈夫なように接種後はしばらくクリニック内で様子を見るようにしましょう。

 

 

その他の副作用として、「発熱」「じんましん」「元気がない」「顔が腫れる」「注射部位を痛がる」などがあります。この反応は接種後すぐに発症するわけではなく、半日ほど経ってから症状が出ることがあります。

 

 

夕方にワクチンを接種すると深夜にこのような症状が出る可能性がありますので、接種するのは午前中がいいでしょう。

 

まとめ

 

賃貸のお部屋で完全室内飼いでも、飼主さん経由で外からウイルスが入ってくる可能性があります。

 

費用はかかりますが、猫さんが感染しやすい病気を高い確率で予防できるなら、接種した方がいいのではないでしょうか。

 

猫さんは大切な家族です。
大切な家族を守るため最善の選択をしてください。

 

ご不安やご心配があれば、躊躇せずクリニックに相談してみましょう。

 

猫可賃貸で暮らす猫さんのワクチン接種。知っているようで知らない猫可賃貸猫さんのワクチン接種について解説します。

Fudousan Plugin Ver.1.7.10