ねこべやコラム

ねこといっしょに防災訓練

9月は防災月間。
これを期にいつもと視点を変えて防災を考えてみましょう。
 
 
大きな地震があった時、避難が必要な時、どのようにねこちゃんと行動をすればよいか、日頃から確認・準備をしておくことが災害後の安全確保を左右します。
 
 
地震発生時は揺れとガタガタする音で、ねこちゃんは驚いて動けなくなると思います。
動けたとしてもどこが安全かわからずに右往左往するしかありません。
そのときに危ないのは家具の転倒。
置きタンスやテレビ、高いところに置いてある重いものは、ねこにとって凶器に変わってしまうので、固定や置き場所の変更など検討してみて下さい。
 
 
避難が必要なときに必要なのはケージ。
2匹ねこちゃんがいる場合は、それぞれにケージが必要になります。
冒頭の写真のようなリードも通販販売されているので、使えそうなものは防災グッズとして確保しておくことをオススメします。
 
 
東京都23区では基本的にペットとの避難は「同行避難」が可能です。
ただし避難所の状況によっては現場の判断で変わることもあるかもしれないので、注意は必要です。
また、同行避難は避難所内で人間とペット達の居場所が別れていることがほとんどのようです。
知らない場所でケージに入れられた生活は相当のストレスになりますので、時間の許す限りそばに居てあげるなどのケアが必要です。
お住まいの行政機関に問い合わせると同行避難などについて教えてもらえますので、一度確認してみてください。
 
 
環境省では「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」をまとめています。
普段からの心構えや、避難所での生活、ペット用備蓄品などを具体的に記述されていますので、読んでおくことをおすすめいたします。
  
環境省「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」
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