ねこベや.comではお部屋のご紹介の他、猫との生活を考えた内装・設備の提案〜施工までをコンサルタントしていることから、先日、新築アパートを「猫共生アパート仕様」にするご依頼をいただきました。
物件は京急本線鶴見市場駅徒歩2分ほどの「ラ・ヴィータ鶴見」。
物件の特徴やターゲットを考慮し、今回は多摩川美術大学の生徒さんにご協力いただき「自分が住むなら、こんな部屋にしたい!」というコンセプトのもと、企画進行することにしました。
このページではラ・ヴィータ鶴見の「ねこべや化プロジェクト」のプロセスをご紹介して参ります。

 

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2017

初回内見〜周辺調査

「ねこべや」仕様の内装についてお話しをいただき、さっそく現地へ向かいました。

駅から徒歩2分の好立地。駅前から物件までは落ちついた住宅街です。

ラ・ヴィータ鶴見はさすが新築だけあってとてもきれいな佇まいでした。

すべてのお部屋を見て、周辺環境や競合物件をチェックし、事務所へ戻り分析を行いました。

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2017

分析〜企画立ち上げ

各部屋の図面を書き起こし、卓上で俯瞰することができるようにしました。

お部屋は1R+ロフトでターゲット層は一人暮らしの学生さん〜社会人。賃料は新築のため周辺相場より少し高めの設定ですが設備は新品なので十分に需要はあると思いました。

ただ、周辺に競合する物件があるので、徹底的な差別化が必要と判断。また、ターゲット層に直接訴えかける説得力ある企画が必要と思いました。

そこで付き合いのあるデザイン会社さんと通して多摩美術大学に通うお二人に協力を依頼。

「自分が住むなら、こんな部屋にしたい!」というお題で、お部屋の内装案を作ってもらうこととしました。

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2017

企画進行開始

多摩川美術大学のお二人と現地内見の日。

現地で待ち合わせをしましたが、さすが駅から2分。お二人とも迷うことなく到着。

私たちねこべやスタッフは猫仕様のアイデアを、お二人には猫+ライフスタイルを考えた内装アイデアを1時間にわたり話し合いました。

わたしたちだけでは思いつかないようなアイデアや住む方への心遣いなどいろいろとご意見をいただきました。

左からねこべや.comスタッフ長田と伊達。多摩美術大学の渋谷さんと平野さん。

渋谷さんは多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科4年で今年デザイン系の会社へ就職。

平野さんは多摩美術大学統合デザイン学科3年で4月より4年生。お二人ともコンセプトやターゲットについて理解や咀嚼が早く、仕事現場でも即戦力になる力を感じました。

3/28

2017

アイデア

多摩川美術大学のお二人からアイデアをまとめた資料をいただきました。

「自分が住むならこんな部屋にしたい!」というコンセプトをしっかりと踏まえた、それでいて猫との生活も考えられているものでした。

簡単な図面と当日の打ち合わせのみでしたがしっかりと部屋のスケール感をつかんだイメージ図や、小さなアイデアを詰め込んだ企画図です。

これをベースに社内で企画をまとめ、次は施工スタッフと現地で打ち合わせをします。